Travel Weeklyによると、モルディブは「太陽と海と砂」という従来の固定的なイメージからの脱却に取り組んでいる。

モルディブでは観光産業が50周年を迎えており、今後は島ごとの違いや文化、地元料理、陸上から海中までの多様な体験などの様々な魅力をアピールする狙い。もともと体験型デスティネーションとして打ち出したい考えはあったものの、コロナ禍で加速したという。現在は特に東南アジアからの誘客に力を入れており、プロモーションのほか路線誘致にも注力している。

このほか、MICEの強化もコロナ禍で打ち出した施策で、インセンティブや小規模なビジネスミーティングなどを追求。特にインセンティブでは人気を集めはじめているという。

なお、モルディブ政府はコロナ禍で世界初となる「国としてのロイヤルティプログラム」も発表するなど斬新な取り組みでも注目を集めている。