Skiftによると、KayakとSkyscannerのデータや調査で1人旅を希望する旅行者の増加が示されている。

Kayakでは2023年の航空券検索における1人利用での検索が2022年を36%上回り、Skyscannerが実施した調査では回答者の54%が1人旅を検討していると答え、65%は家族や友人は旅行時の目的を共有できないから1人が良いと答えたという。

また、1人旅を好む理由としてメンタルヘルスやウェルネスも上位に入り、自分のための時間を取れることを評価する回答者が多いとのこと。最近の宿泊産業におけるウェルネス人気のトレンドとも関連があるかもしれない。

記事では、1人旅の旅行者が自らの興味や関心を大切にするがゆえに旅行費用の上昇もいとわない可能性があったりより長期滞在を好む傾向があったりする一方、1人参加を理由とした追加料金の徴収は嫌われる傾向があることや、フレキシブルな旅程を売りに1人参加のニーズを掴んでいる少人数グループツアーなどの戦略などについても説明されている。