TTGによると、英国政府は夏ダイヤで空港発着枠に関する「Use it ro Lose it(U/L)」ルールを元の「80対20」に戻すことを決めた。

U/Lルールは航空会社が発着枠を一定以上の割合で使用しなかった場合にその権利を失うもので、コロナ禍で当初は停止。昨夏は「64対36」、今冬は「75対25」と段階的に引き上げられ、次の夏ダイヤからコロナ前と同様に80%の使用が求められることになる。

なお、U/Lルールのもとでは航空会社が権利確保のために搭乗客を乗せない「ゴーストフライト」を運航する例があり環境への無駄な負荷と批判されているが、これを避けるための規定も設けられるという。