Skift MEETINGSによると、世界最大の商談会オーガナイザーであるInformaが競合のTarsusを9.4億ドルで買収した。
Tarsusは160以上のイベントを主催するほか複数のメディアも運営しており、イベントではドバイエアショーなども含む。両者とも英国に本社を置く企業だが、InformaにとってTarsusの事業はアジア、中国、中東、米州での事業拡大を加速するものとなるという。
イベント業界では、先月にも米国を拠点にミーティングやイベントの会場やオフィスなどを運営するConveneがetc.venuesを買収したばかりで、こちらの詳細は明かされていないものの2.46億ドル規模とのこと。
このほか、「イベントテック」の大手として上場しているCventも株式の非公開化を検討していると報じられている。
※追記（2023年3月15日07時47分）：TechCrunchの3月15日付けの記事によると、Cventはブラックストーンが46億ドルで買収して非公開化することが決まったとのこと。
