PhocusWireによると、Expedia Group、Booking Holdings、Airbnb、Trip.com Groupの4社が2022年に投じたマーケティング費用(ExpediaとAirbnbはセールス&マーケティング費用)が140億ドル(約1.8兆円)を超えた。2019年と比べると約5億ドルも増加しているという。

特に多いのは61億ドルのExpediaと60億ドルのBooking HDで、Airbnbは15億ドル。これら3社は2021年比で投下額を増加した一方、Trip.comは7.72億ドルから6.16億ドルと削減し2019年の13億ドルからも依然として大きく乖離している。

マーケティング費用が収益に占める割合は、Expediaが52%、Bookingが35%で、Airbnbは18%。Trip.comは21%となったという。

記事ではExpediaとAirbnbのマーケティング戦略の違いなども説明されている。