PhocusWireによると、ベルリンを拠点とする地上交通プラットフォームのOmioグループはこのほど旅行時の移動とサステナビリティについての消費者意識をまとめたレポートを発表した。

2023年と2019年の第1四半期を比べると鉄道の予約は20%増えた一方、航空券の予約は54%減となっており、一部の旅行者は鉄道の気軽さを評価するようになっているとの分析。また費用面でも航空券の単価が57%増となったのに対して鉄道は3%減となっており、その点でも鉄道の優位性が高まっている様子。

移動手段の検討時に最優先する項目としては費用が55%、所要時間が30%となり、サステナビリティは12%に留まったが、2021年にはたった2%だったところから2年で急増している。