Simple Flyingによると、英国の広告基準機構(ASA)はエティハド航空が環境への取り組みをアピールした広告2件が「グリーンウォッシュ」に当たるとして禁止する処分を下した。

英国では、サステナビリティについて広告で謳うには高いレベルの根拠が必要と定められており、ASAはエティハドの取り組み自体は認めつつも広告メッセージは誇張されていて優良誤認を招くと判断した。

広告では「We understand the impact flying has on the environment. That’s why we are taking a louder, bolder approach to sustainable aviation.」の文言を使用していたという。

ASAは先月にもルフトハンザの広告について同様の調査を開始したと報じられているところ。グリーンウォッシュへの懸念拡大は、逆に言えばそれだけ環境への配慮を強調する広告が増加していることを意味しており、例えば最近では日本航空もBUSINESS TRAVEL NEWSに記事広告を出稿している