国際航空運送協会(IATA)は5月16日、5月から9月の予約状況から夏を中心とするピークシーズンの需要動向を予測するレポートを発表した。

現時点で予約総数は前年を35%上回っており、特にアジア太平洋地域は134.7%増。それ以外でも中東が42.9%、欧州が39.9%、アフリカが36.4%、ラテンアメリカが21.4%、北米が14.1%の増加となっている。

また11ヶ国の旅行者4700人から回答を集めたアンケート調査では、79%が6月から8月までの旅行を計画していたとのこと。また需要増で懸念されるのが昨年同様の遅延や欠航だが、回答者の85%は混乱が再発しても驚かないとしつつ、80%はコロナ禍の終了によってスムーズな旅行が可能になると期待していると答えたという。