Skiftによると、ラテンアメリカ地域で最大手を自認するOTAのDespegarが、アルゼンチンとブラジルで店舗の開設を進めている。
すでに既存旅行会社の買収により「Viajes Falabella」のブランドで80軒以上、「Best Day」ブランドで120軒超を運営しているが、ブラジルではさらに「Decolar」のブランドで年内に10軒を開業予定。またアルゼンチンでは「Despegar」ブランドで同じく年内に5軒の開業を計画している。
これは、オフラインの需要が根強いことに加えてクレジットカードなどよりも現金での購買が主流であるため。また、今後はオンラインへのシフトも徐々に進むと見ているものの、市場全体が拡大するなかでオフラインの市場規模も2027年には2022年比で15％程度拡大すると予想しているという。
