View from the Wingによると、マレーシアのジョホール州にあるリゾートに宿泊したインフルエンサーが滞在中の体験に対して感じた不満をソーシャルメディアに投稿したところ、施設側が警察に被害届を提出した。

施設は州のスルタンの親族が運営しているとされるが、客側は「不衛生な客室」で「追加のタオルは利用できず」「かび臭い」ベッドにはトコジラミがいて15人のグループのうち4人が刺され、さらに乗船したボートは安全性が考慮されてなく、スタッフが荷物の重さについて目の前で文句を言うなどサービス品質も低かったとのこと。

これに対して施設オーナーは、投稿前に施設に対し何の連絡もなかったこと、施設での体験についてミスリードするようなことはせずに施設内の情報も完全に開示していること、宿泊を強制したわけでもないことなどとともに、投稿を見たフォロワーと思われるネットユーザーから殺害予告までされたと訴えているという。

インフルエンサーはX(旧Twitter)で40万人超、Instagramで80万人超、YouTubeとTikTokは120万人超のフォロワーを持っていたといい、今回の騒動の一因は一部フォロワーの暴走だった模様だが、過去にはタイでもTripadvisorに悪い口コミを投稿した旅行者が施設側の訴えで逮捕・拘束される事態も発生しており、注意が必要だ。

なお、View from the Wingはこうした悪評を封じ込めようとする試みについて、むしろそれが情報の拡散に繋がる「ストライサンド効果」を指摘している。