米国の老舗ホテル業界メディアHotel Managementは10月6日、ハウスキーピング関連で注目すべき20のトレンドを紹介する記事を公開した。
挙げられたのは、「オンラインでのトレーニング」「非常ボタン(スタッフの安全確保)」「宿泊客とのコミュニケーション」「包括的システム活用」「ゲーミフィケーション」「チップのデジタル化」「スマホなど私用端末の活用」「スマートスケジュール」「従業員満足度向上」「ロボットの活用」「適切なテクノロジーベンダーの選定」「環境負荷の軽減」など。
記事では各項目について概要が示されており、例えば宿泊客とのコミュニケーションでは、客室内に設置したタブレット端末を通して宿泊客が清掃を希望するタイミングを指定してもらうことで作業を効率化でき、また宿泊客によっては毎日の清掃が不要になってコストの削減や生産性を向上できるとした。
また、ゲーミフィケーションはハウスキーパーに作業の目標を設定し、達成した場合にポイントを集めて賞品と交換できるような仕組みを紹介。これにより従業員間の協力が促進されたり生産性の向上や離職防止に繋がったりするという。