PhocusWireによると、AirDNAとSTRが米国のホテルと民泊の市場について共同で実施した調査で、民泊のシェアが5年で倍近く増加したことが示された。
2018年から2023年5月までの需給データなどを分析したもので、直近のシェアではホテルが依然として85%を占めているものの民泊は2018年の8%から15%へと上昇した。
一方、2023年5月の平均客室単価(ADR)ではホテルが7.2%増となったのに対して民泊は2.8%増。特に大都市圏のホテルは9.7%増と牽引した。逆に、小規模な都市や地方では民泊の需要が24%増と大きく増加したという。
記事中ではこうした傾向の背景についても分析しており、コロナ禍から続くブレジャー需要の影響なども触れられている。