コロナ禍以降欧米などで航空便の遅延や欠航が問題となってきたが、PhocusWireによるとAmadeusの調査で現在も引き続き高頻度で発生していることがわかった。

2022年はサプライチェーン問題や人手不足が要因となったが2023年は需要の急回復に対応が追いつかず、結果として過去の水準を300%上回っている状況という。

これに対して航空会社や空港はテクノロジーなどへの投資を実施して改善を目指しているところ。航空会社の場合、調査対象の64%が投資していると回答したという。

なお、Amadeusは先月、空港でのオペレーション改善に重要な要素となる生体認証関連の技術を開発するVision-Boxを3.2億ユーロで買収している