Reutersによると、カナダ政府はエア・カナダと組んで、米系航空会社のマイレージクラブ会員をターゲットにしたキャンペーンを開始した。

米系各社の上級会員に対してステータスマッチの機会を提供するもので、このほどカナダ観光局が1120万カナダドル(約9.9億円)を投じて始めたプロモーションの一環という。

キャンペーンでは、最大2万人の米国人フリークエントフライヤーに対し、エア・カナダ便で国境を超える際にステータスマッチの機会を提供する。米系各社からの対抗措置も想定しているとのこと。

米国はカナダにとって最大の市場だが、上半期の宿泊旅行者は2019年が680万人であったのに対し今年は17万8000人に留まっているという。