米国のYahoo!は、Yahoo!ファイナンスのコンテンツとして旅行費の節約に役立つサイトを紹介している。
リストに掲載されたのは、「Google Flights」「Matrix/ITA」「Airbnb」「CouponSherpa」「Secret Flying」「Kaligo」「HotelTonight」「FlyerTalk」「TalkTalkbnb」「Roomer」「AutoSlash」「Trivago」「Momondo」「GasBuddy」「AirfareWatchdog」の15サイト。
記事中ではそれぞれの理由も書かれているが、日本の旅行市場で馴染みのないところでは、例えば2つ目の「Matrix」を運営するITAはGoogleが買収した企業で、Google FlightsでもITAのアルゴリズムを利用。予約の機能は備えていないが、利用空港を正確に指定するなど高機能、高精度な検索が可能となっている。
また、CouponSherpaは文字通りのクーポン紹介サービスで、「Secret Flying」は航空会社が間違って登録した格安の運賃を見つけて紹介する。
ホテル予約サイトの「Kaligo」では航空会社のマイルが付与される。「FlyerTalk」と「TalkTalkbnb」は似通った名前だが、前者はフリークエントフライヤー同士が情報交換するコミュニティで、後者は外国語を学びたい民泊ホストが外国人旅行者に無料で宿泊を提供するもの。
「Roomer」は利用しなくなったホテル予約の売買サイトで、日本の「cansell」が類似。
「AutoSlash」はレンタカー料金の節約に特化したサイトだが、最近ホテル宿泊をターゲットに「HotelSlash」も開始した。
「Momondo」はメタサーチサイトで、Kayakと同じくBookingホールディングス傘下にあり、日本語での紹介ページも見つかった。
「GasBuddy」は米国でのドライブ旅行を手助けするサービスで、ルート上で最もお得なガソリンスタンドを見つけることができる。そして「AirfareWatchdog」は、名前通り航空運賃の価格変動追跡サービスだ。
なお、この記事では触れられていないが、AIなどを活用した価格変動の追跡、予測サービスは盛り上がりを見せており、その代表的な1社であるHopperも米国での旅行予約アプリ部門でダウンロード数が1位となるなど人気が高まっている。