Travel Off Pathによると、欧州疾病予防管理センター(ECDC)が欧州各国での感染状況の悪化を報告し、渡航リスクを色分けして表示するマップ上で渡航を取りやめるよう求める「ダークレッド」に分類した。
これは過去2週間における住民10万人あたりの感染数が500人を超えていることを示すもので、オーストリアやベルギー、ブルガリア、クロアチア、エストニア、アイルランド、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、チェコなどの各国が「ダークレッド」扱いとなっており、特にワクチン接種か感染からの回復により抗体を獲得できていない人は渡航を取りやめるよう強く呼びかけている。
また、感染が10万人あたり200人の「レッド」分類にもドイツやポーランド、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドなどの国が名を連ねており、渡航する際には十分注意することが求められている。
イタリアやフランス、ポルトガルは状況が安定しており、最も安全と考えられているという。