インド北部のウッタル・プラデーシュ州で11月25日、「ノイダ国際空港」の建設が始まった。Travel Weeklyによると、インドでは2025年までに84の空港新設を計画しており、今回の着工もこの一環。
4段階に分けて建設していく計画で、混雑する近隣のインディラ・ガンディー国際空港を補完する役割を担う。2024年の第1期完了時には年間1200万人、2040年から2050年の完成時には7000万人の利用客を見込む。
プロジェクトは州とチューリッヒ・エアポート・インターナショナルが共同で進めており、1.1万本の植樹や森林公園の設置、SAF(持続可能な航空燃料)、太陽光発電などの活用により、同規模では世界初となるネットゼロ空港として供用開始を目指すという。