AIRLINE WEEKLYによると、ユナイテッド航空とアラスカ航空はこのほど、水素エンジン開発に取り組むゼロアビア(ZeroAvia)に3500万ドル(約39.8億円)を投資した。カーボンニュートラル化を目指す取り組みの一環で、10年以内に排出量ゼロのエンジン導入を期待する。

ユナイテッド航空はゼロアビアが計画しているエンジン50台を確定発注し、50台分のオプションも付けた。50人乗りのリージョナルジェットでの利用を目指す。2028年に認証を得て運用に移行したい考え。

アラスカ航空は、自社が搭載を目指すDHC8-400の機材を開発用に提供。また同じく最大50台のエンジンのオプションも保持した。