TTG Asiaによると、深圳に本社を置くホテルホールセラーのDidaTravelは2021年のB2Bホテル販売の売上高が2019年比70％まで回復した。

特に中国以外の市場からの売上が2019年水準を上回っており、現在では欧州、米国、中東からの売上が全体の半分を占めているという。2021年には契約施設数が23％増の3.7万軒となり、旅行業界の顧客数も2.3万社を突破した。API接続している企業は700社超で、そのうち中国ベースの企業は約200社という

同社は昨年バンコクとロンドンにオフィスを開設し、近く米国進出も計画している。

なお、同社は昨年にアリババ主導で数百万元規模の資金調達を実施しており、日本や韓国にも担当者を置いて契約を拡大していきたい考えを示していた。