Skiftによると、カナダ観光局は昨年9月に発表した米国市場での需要喚起策に手応えを感じている。

観光局の予算を使い、米系航空会社のロイヤルティプログラムの上級会員最大2万人にエア・カナダのステータスマッチの機会を提供するもので、12月に申し込みの受け付けを終了。キャンペーンの完全な成果を評価するには時期尚早であるものの約2万人からの大きな反響があり、上級資格を1年間維持するための条件として課した「1月15日までにエア・カナダ便の1往復を予約」も多くが実行している。

また、カナダ観光局のメールマガジンへの登録も促し、これまでのところ配信停止となった割合は1%未満で、開封率は60%を超えており、過去の別の取り組みよりも「はるかに良い結果」が得られているという。

記事では、キャンペーン実現のために手を組んだパートナー企業や、ウェストジェットとの国内需要喚起策などについても紹介されている。