Cruise Industry Newsによると、ロイヤルカリビアンインターナショナルはこのほど新造船の「ワンダー・オブ・ザ・シーズ」を受領した。3月4日からフォートローダーデール発着のカリブ海クルーズを運航し、夏の間はバルセロナやローマを拠点に欧州クルーズを運航する計画。

「ワンダー」は5隻目のオアシスクラスで、乗客は最大6800人(さらに乗組員が2400人)乗船でき、過去最大だったシンフォニー・オブ・ザ・シーズを100人上回る。当初は昨年中に就航予定だったがコロナ禍で遅れた。また、当初は上海に配船してアジアを拠点とする初のオアシスクラスとするはずだったが、これもコロナ禍の往来制限を受けて見直した。