Travel Weeklyによると、Lodging Econometricsが集計する中国を除くアジア太平洋地域のホテル建設計画は2021年末現在で1814軒39万7089室となり、それぞれ前年を5%と8%上回った。

建設中は899軒20万7693室、1年以内の着工予定は380軒7万7574室。国別ではインドネシアが304軒、インドが277軒、ベトナムが210軒、タイが166軒、豪州が150軒。客室数では8万室を超えるベトナムが他の倍近い数値で圧倒。今後の需要動向に期待がかかっている様子がうかがえる。

一方、都市別ではジャカルタ、ソウル、バンコク、クアラルンプール、プーケットの順。会社別ではマリオット、アコー、IHG、ヒルトン、ハイアットの順で、記事ではそれぞれの具体的な数値も紹介されている。

2021年の新規開業は、230軒4万198室で、22年は320軒7万160室、23年は356軒6万7318室の開業が見込まれるという。

なお、TTR Weeklyによると、マリオット・インターナショナルは2022年中に中国を含むアジア太平洋地域で100軒近い開業を予定しており、年の後半には地域内で1000軒の大台に達する計画。記事ではブランドごとの開業計画や戦略なども紹介されている。