TRAVOLUTIONによると、エクスペディアと国連教育科学文化機関(UNESCO)が宿泊施設の持続可能性向上や遺産保全などを目的に2019年に開始した取り組み「ユネスコ・サステナブルトラベル誓約(UNESCO Sustainable Travel Pledge)」に署名する宿泊施設の数が6000軒を超えた。

スペインのメリアホテルズやTHBホテルズ、ユニバーサルホテルズ、アコーのマントラブランドなどが新たに署名したほか、エディンバラで800軒超の宿泊施設が加盟するGreen Tourism Accreditationも賛同した。

この取り組みは、使い捨てプラスチックの削減、エネルギーや水利用の効率化、地域のサステナビリティ向上などを目的としており、エクスペディアの担当VPは、こうした施策は今後ますます旅行者が積極的に求めるようになり、施設側は義務として取り組むべきであるだけでなく、経済的にも不可欠になっていくと指摘している。