BTN Europeによると、ユーロコントロールが集計した4月18日までの週における欧州の航空便数が2019年比17.5%減まで回復した。

特にライアンエアーとウィズエアーのLCC2社が牽引しているといい、ライアンエアーは1日あたり平均して2779便を運航し2019年を10%上回ったほか、ウィズエアーは1週間で合計728便だが増加率は17%という。同じくLCCのイージージェットは15%減に留まっており、またルフトハンザやブリティッシュ・エアウェイズ、エールフランス、KLM、スカンジナビア航空などは少なくとも20%は下回っている状況という。

市場別では英国、スペイン、ドイツ、フランス、イタリアの順で、英国は1日平均4771便となって2019年比18%減となった。

また、Simple Flyingによると、インドでも4月17日に1日あたりの国内線旅客数が40.8万人となり、コロナ禍となって初めて40万人を突破。以降は39.8万人、35万人といった推移が続いているが、2019年の平均である42.5万人の回復も見えてきている状況だ。