Saudi Gazetteによると、サウジアラビア観光大臣は国連世界観光機関(UNWTO)の会合の場で同国の若者10万人に観光産業で必要とされるスキルや知識、資格の取得を支援する教育プログラムについて説明した。

プログラムは2020年後半に稼働していたもので、2030年までに年間1億人の旅行者を迎え入れるサウジ・ビジョン2030の目標達成に向けた戦略の一環。サウジ・ビジョン2030では、2030年までに観光分野で100万人の新規雇用創出も掲げられている。

プログラムでは、欧州各国の世界的な教育機関で学ぶための奨学金なども含み、すでに観光産業で働いていてより良いキャリアを目指す人々も利用が認められているという。