Travel Weeklyによると、STRのデータで米国のホテルにおける今年のインフレ調整前RevPARが2019年水準を回復する見通しだ。これまでは2023年までかかるとの予測だった。

ADRが年末までに2019年比で14ドル高くなるとの予想で、これは1月時点の予想よりも11ドル高い状況。ただし、インフレ調整後で見ると、ADRとRevPARの完全な回復は2024年までかかるという。

傾向としては、ビジネス需要に依存する都市や地域のホテルは回復が遅れている一方、ブレジャーまたはワーケーションの需要は増加傾向で、例えばマリオットでは木曜日と日曜日の業績が月曜日から水曜日までを上回る傾向も見られているという。