Travel Off Pathによると、ホステルやバックパッカー向け宿泊施設の予約状況から見た一人旅の需要動向で、コロナ前には不動の人気1位だった欧州を抑えてメキシコを含めた中米に予約が集まっている状況が明らかになった。

ホステルや低価格の宿泊施設の予約サイトであるHostelworldが集計したもので、中米が欧州を上回るのは1999年の創業以来初めて。中米の予約はすでに2019年を40%上回っている状況で、特に女性の一人旅が牽引しており、メキシコ、コスタリカ、グアテマラなどが人気。

物価のやすさや中米の自然が評価されている可能性があるほか、周遊のしやすさなど受け入れ体制の充実も追い風になっている可能性もあるという。