ルフトハンザ・イノベーション・ハブが運営するメディアTNMTは、航空会社によるスタートアップへの投資状況をまとめて公開している

現在国際航空運送協会(IATA)に加盟している航空会社の数は293社だが、スタートアップへの投資が確認されているのは20社程度に留まる。

最も積極的なのはちょうどスピリット航空と買収合意で注目を集めているジェットブルー航空で、同社は2016年に専門の「ジェットブルー・テクノロジー・ベンチャーズ」を設立。現在のポートフォリオは32社に上る。

2位以下はKLMの19社、カンタスの15社、ユナイテッドの12社、エアアジアの11社、エル・アルの9社と続き、IAGとイージージェットとUPSがそれぞれ8社で、10位に7社の全日空が入っている。

TNMTのページでは、各社の投資について投資先の事業領域や実施された年などについてインタラクティブな図表で情報が確認可能。なお、投資件数を会社別に確認できるグラフでは、上記ランキングとは別のデータが示されており、その順位は下記の通りとなる。

ジェットブルー航空/47件
IAG/42件
KLMオランダ航空/30件
カンタス航空/22件
エアアジア(キャピタルA)/17件
エル・アル航空/16件
ユナイテッド航空/15件
全日空/12件
イージージェット/11件
日本航空/8件
デルタ航空/6件
ルフトハンザグループ/4件
キャセイパシフィック航空/4件
ブリティッシュ・エアウェイズ/3件
アメリカン航空/3件
サウスウェスト航空/1件
リパブリックエアウェイズ/1件
カタール航空/1件
コネクトエアラインズ/1件
アラスカ航空/1件