HOTEL NEWS RESOURCEによると、Lodging Econometricsがとりまとめた欧州における第2四半期末時点のホテル建設計画データで、計画数は1706軒・26.6万室となった。

着工済みの計画は817軒・13.2万室で、12か月以内の建設開始予定は413軒・6.0万室。初期段階の計画は476軒・7.4万室となった。コロナ禍にウクライナ戦争、人手不足、インフレなどの影響を受けるなかで徐々に回復している状況との分析。

国別では英国が309軒・4.6万室で最多となり、ドイツ、フランス、ポルトガル、ポーランドが続いた。これら5ヶ国だけで、計画数でも客室数でも全体の50%超を占めたという。都市別でもロンドンが最多となり、デュッセルドルフ、パリ、リスボンが続き、5位にはイスタンブールが入った。

会社別ではアコーが最多で、マリオット、ヒルトン、IHG、ラディソンの順となった。

上半期の開業は188軒・2.8万室で、通年では477軒・6.5万室を見込む。2023年は421軒6.2万室、2024年は419軒6.4万室の見込みという。

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