Travel Weeklyによると、豪州発でサステナビリティへの取り組みを強力に打ち出しているIntrepid Travelが同じく豪州でアドベンチャー旅行やDMC事業を展開しているJoobの株式の過半数を取得した。

Intrepidはこの1年でニュージーランドのHaka ToursとANZ Nature Tours、米国のWildland Trekkingの株を取得しており、Joobは4社目となる。買収は、アドベンチャー旅行の商品ラインナップ強化に加えてDMC部門の獲得を意図したものという。

また、PhocusWireによると、ハンガリーのOTAであるSzallas Groupが同じくオンラインで旅行観光サービスを展開するポーランドのWirtualna Polska Holdingによって買収された。

Szallas Groupは2007年創業で、中・東欧地域の宿泊予約サイトやスパ・パッケージ、ツアー&アクティビティ、B2Bサービスなどを手掛けており、6月までの12ヶ月間で取扱件数は100万件超となり取扱額も2億ユーロ超え。買収によりWirtualna側のNocowanie.plと合併し、中・東欧地域の域内宿泊施設の予約サービスとして最大となる。

さらに、PhocusWireの別の記事では、ケニアの宿泊業界向けレベニューマネジメント企業HotelOnlineが東アフリカ地域でホテル向けにソフトウェア開発を手掛けるHotelPlusを買収したことも伝えている。

このほか、航空会社向けレベニューマネジメントのカリフォルニア発Flyr LabsもドイツのPribasを買収しているという。