米国で1886年に創刊されたコスモポリタンは8月15日、ウェブサイト上で旅行予約サービス「コスモトリップ(CosmoTrips)」を発表した

発表文では「旅行までの数週間、必死にグーグル検索をしたりアプリをダウンロードしたり、何時間も画面にかじりつく必要がなかったバケーションプランニングの黄金時代」を取り戻すと説明。「旅行会社に電話をして行きたいところを言えば、まるで魔法のように完璧に完璧に計画され吟味された旅程が届いていた」サービスを提供するとしている。

まずはオースティン、ニューヨーク、ウェストハリウッド、チャールストンの4都市から開始するが、今後拡充していく。

PhocusWireによると、旅行会社のDH Enterprise & Associatesと組んで実現したもので、コスモポリタンの読者層であるZ世代とミレニアル世代の合計6200万人をターゲットに設定。旅程はコスモポリタンの編集者が吟味するという。またコスモトリップでは、注目の高まる「BNPL(後払い・分割払い)」にも対応している。

なお、メディアによる旅行予約サービスへの進出では、Wyndham DestinationsがTravel + Leisure誌を買収して予約サイトを開設し、昨年にはサブスク型のサービスも開始している。