TTGは11月21日、旅行会社やホテルなど旅行観光産業の企業がサプライヤーのサステナビリティ対策への本気度を把握するための方法について紹介する記事を公開した

既存客船も改修するなど気候変動対策を強化しているフッティルーテングループの幹部などのアイディアを伝えるもの。実際には対策が不十分なのに環境への配慮を装うことをグリーンウォッシュと言うが、そうした企業を避けるためのヒントが語られている。

具体的には、まずは外部機関による認証制度で制度自体も数が多いもののGlobal Sustainable Tourism Council(GSTC)の認定を受けた制度がおすすめとのこと。例えば英国旅行業協会(ABTA)の宿泊施設向け制度TravelifeやEarthCheck、B Corp認証などが列挙されている。

また、関連する業界団体や活動グループへの加盟状況、過去の受賞歴、グラスゴー宣言への署名状況などもヒントになるという。記事ではこのほか、ホテルチェーンによる持続可能な調達戦略や、より具体的なチェックリストも紹介されている。