Skiftによると、複数のホテルがソーシャルメディアの投稿で自然環境の持続可能性についての取り組みを取り上げると他の話題よりも大きな反響が得られることを報告している。

マレーシアのザ・ダタイ・ランカウイでは、自然保護などサステナビリティの活動に取り組んでおりそれをInstagram、Twitter、Facebookで発信。Instagramでのエンゲージメント率は通常が1%から4%程度とされているが、10%に達しているという。通常のアカウントと別に運営することでメッセージのトーンを守りつつ、メインのアカウントで再共有することで認知も拡大できていることも紹介している。

またバンヤンツリーは、錫の廃鉱山を3年間の土壌改良で無毒化し7000本のユーカリや松の木を植樹して誕生し、現在も世界中で数千本の植林計画を支援しているが、こうした活動についての投稿はエンゲージメントが他より55%も高く、さらに消費者を活動への参加に向かわせる重要な要素にもなっているという。

記事ではさらにフェアモントホテルズ&リゾーツの事例も取り上げているほか、各事例のより詳細な投稿内容なども紹介されている。