Travel Weeklyによると、シンガポール政府観光局(STB)のキース・タンCEOは旅行者数について今年は600万人、コロナ前の水準への回復は2025年半ばと予想している。2019年の旅行者数は1900万人だった。
またタン氏はサステナビリティへの取り組みの重要性にも言及し、「観光産業が責任ある行動を取っていることを世界に示すために大きな一歩を踏み出さなければならない」とコメントしたとのこと。
シンガポールとしては2045年までのネットゼロを目標としており、2030年までに自然公園やサイクリングルートの整備、100万本の植樹などに取り組む。来年にはパンパシフィックホテルズ&リゾーツが初となる廃棄物ゼロのホテルを開業予定という。