NEW YORK POSTによると、米国でホテルの従業員らの不注意により女性客の客室への侵入を許し性被害が発生する事態が起きている。

あるケースでは、ホリデイ・イン・エクスプレスの従業員が部屋番号と名前を知っていて宿泊客の知人と主張する男に鍵を渡して客室への侵入を可能とし、強姦未遂事件に発展。

別のケースではヒルトンアメリカスヒューストンの宿泊客が泥酔して路上で寝てしまっていたところ、同僚の男が彼女は自分の部屋で一緒に泊まっているとホテル従業員と警察官を騙し、結果として強姦されてしまった。ヒルトンは民事裁判で4400万ドルを支払うことになったという。

このほか、オースティンのダブルツリーでも男に鍵が手渡され、結果として男の指を閉めたドアで切断するという怖すぎる事件も起きているとのこと。

ホテル滞在時はオートロックに加えてサムターン式の鍵やラッチをかけることが非常に重要で、さらに最近は追加で利用可能な補助錠もソーシャルメディアなどで注目を集めている。