PhocusWireによると、世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)は世界のホテルが持続可能で責任ある運営を実現するためのガイドラインとして「Hotel Sustainability Basics」を発表した。
施設の規模に関係なくサステナビリティの取り組みを始めるのを後押しする目的で、エネルギーや水の使用、廃棄物や二酸化炭素の排出量などを把握して削減する方法、ペットボトルや浴用アメニティなどのプラスチックの使用を取りやめる方法などを紹介。ベジタリアンメニューや地元コミュニティへの貢献なども項目に入っている。
ガイドラインに加えて取り組みを評価する認証システムも盛り込んでおり、アコー、錦江、メリア、ラディソンなど合計で数万軒規模となる大手ホテルチェーンが開始時のパートナーとして参画を表明している。