PhocusWireによると、SITAは来週からアルバでモバイルアプリをパスポートなど渡航書類の代わりとして利用するテクノロジーのテストを実施する。

Indicioと組んで開発しているもので、もともとはブロックチェーン技術をベースとしてアプリでコロナ関連証明を確認する仕組みとして着手されたもの。

テストはアルバの観光局と共同で実施し、対象となる米国とカナダ、オランダからの入国者が「Aruba Happy One Pass」アプリをダウンロードしてパスポート情報をもとにデジタル資格情報を作成し、Eゲートでスマートフォンなどをかざすことで顔の映像と照らし合わせて入国が許可される仕組み。

将来的にはゲートも不要になり、さらにアプリも介さずAppleやGoogleのウォレットのみで利用できるようになるという。