View from the Wingによると、ロサンゼルス市議会でロサンゼルス国際空港と市内のホテルについて最低賃金を時給30ドル(約4000円)とする条例案が提出がなされている。14人の議員のうち6人が賛同し残りの議員からも反対は表明されていない状況。

市全体の最低賃金は7月1日からの額で16.78ドルだが、空港とホテルについて年内に25ドルとし、2028年まで毎年1ドルずつ引き上げて30ドルとするもの。

もともと空港に対して他よりも高い最低賃金が設定されるケースは少なくないものの、これまでは時給数ドル程度の差だったとのこと。ホテルについては60室以上の客室を持つ施設が対象となる。

同ブログは、既存スタッフの賃上げよりは時給30ドルに見合う能力のあるスタッフへの置き換えが促進され、より少ない人数での運営が進み、また機械やテクノロジーの活用、サービスレベルの引き下げなども起き得ると予想している。