Booking HDは予約総額が前年比44%増の394億ドル。2019年と比べても150億ドルの増加。予約された宿泊の数も前年比38%増の2.74億泊などと好調に推移している。アプリ経由は全体の45%とのこと。(出典:PhocusWire)
アメリカンエキスプレス・グローバルビジネストラベル(AMEX GBT)は取扱額が77%増の74億ドル、収益が前年比65%増の5.78億ドル。純損失は2700万ドルながら6400万ドルの改善。特に中小企業の需要回復が早く、2019年比88%まで戻しているという。(出典:BUSINESS TRAVEL NEWS)
Airbnbは宿泊や体験の予約件数が1.2億件超となり予約総額は19%増の204億ドル。純利益は1.17億ドルで前年の1900万ドルの赤字から大きく改善している。(出典:PhocusWire)
アマデウスは収益が前年比43%増の13億ユーロ。航空券流通からの収益は6.79億ユーロで52%増となり単価も14.6%増。航空会社向けITソリューション事業も36%増の4.25億ユーロとなったほか、ホテルなどへのソリューション提供でも31%増の2.08億ユーロを獲得した。GDSでの予約件数はコロナ前の74.9%まで回復し、第4四半期からも3.2ポイント改善している。(出典:PhocusWire)
ヒルトンは調整後EBITDAが6.41億ドルで純利益が2.09億ドル。RevPARは前年比30%増で2019年比8%増。通年ではRevPARが前年を8%から11%上回り、純利益は13.31億ドルから13.85億ドルとなると見ている。(出典:Hotel Management)
IHGはADRが11%増で2019年比でも10%増。RevPARは前年比33%増で特に大中華圏が75%増となったほか、EMEAも64%増、米州は18%増となった。稼働率は前年から10ポイント、2019年からも2ポイント上昇した。(出典:Hotel Management)
ハイアットの調整後EBITDAは2.68億ドルで前年から58.6%増となり、4四半期連続で過去最高を更新。純損益も7300万ドルの赤字から5800万ドルの黒字に転換、RevPARも42.9%増となった。記事ではホテル予約プラットフォーム「Mr&Mrs Smith」の買収も。(出典:Hotel Management)
チョイスホテルズは調整後EBITDAが1.064億ドルで前年から10%増。RevPARは昨年第1四半期でも2019年を10.4%上回っていたが今年はさらにそこから5.9%増。ADRは5.2%増、稼働率も34ポイント増となった。(出典:Hotel Management)
それぞれの記事では期中の事業概況などについても説明されている。