米Travel Weeklyによると、コロナ禍で間際化が進んだ旅行予約のリードタイムが平常に戻りつつあるものの、一部の間際需要はなくならず業界関係者を悩ませているとのこと。

G Adventuresではコロナ前には平均で6ヶ月前だったリードタイムが現在は5ヶ月前が多くなり、EF Go Ahead ToursやColletteも同様の改善傾向。しかし、Intrepid Travelなどでは間際での申込みも少なくなく、緊急の対応が求められたり販売可能な在庫がなかったり人員が足りなかったりする状況。日本も需要に対して供給が追いついていないデスティネーションの一つとなっている。

また間際予約では、そうした在庫や人員の不足、高額な費用などによって顧客の満足度が下がり、旅行会社にとっても問題となっているところ。会社によってはショルダーシーズンの販売を促進するなど対応を進めているところもあるという。