SiteMinderが2月14日に発表したホテル予約トレンドのレポートで旅行者の宿泊予約時の行動がコロナ禍特有のものから平常化しつつある傾向が示された。

予約から宿泊までのリードタイムは2022年に約30日間となり2021年から38%も長期化。2019年まであと6日間まで迫ったという。宿泊のキャンセルも17%減となり、キャンセル率は2021年の25%が2022年には20%へと低下した。

また、ADRが24%増の177米ドルとなったが予約数も2019年を4%上回るまで増加した。

SiteMinderの特設ページでは、米欧豪東南アジアなど19ヶ国について予約数の多いチャンネルのランキングが2019年から毎年のものを確認可能。日本は含まれていないが、例えば米国の2022年はBooking.com、Expediaグループ、ホテル公式サイト、agoda、Airbnb、GDS、Hotelbeds、Hotel Tonightなどとなっており、BookingとExpediaが過去3年間と逆転していることが分かる。