Travel Weekly Asiaによると、Cornell Center for Hospitality Researchがこのほど取りまとめたレポートCHSB Index 2023で、世界のホテル業界がカーボンフットプリントを2021年段階で2019年から30%以上削減できていたことが示された。
CHSB Indexはエネルギーや水の利用や、炭素の排出状況について調査するもので、今回の調査はコロナ後で初。
ホテルによる排出量の削減は全体としては進んでいるものの国別ではばらつきがあるといい、ノルウェーのホテルでは1m2あたり13.5kgに留まったのに対し、香港では214.5kgに上ったとのこと。優秀だった国の2位以下はスウェーデン、コスタリカ、スイス、リトアニア、オーストリア、フランス、ブラジル、スロバキア、コロンビアなどとなった。
一方、エネルギー消費量が少なかったのはオーストリア、コロンビア、モロッコ、ベトナム、ポルトガル、ペルー、アルゼンチン、スウェーデン、マレーシア、メキシコの順だった。