Travel Off Pathによると、Allianz Partnersがこのほど米国の旅行動向を分析するAnnual Vacation Confidence Indexの最新版を発表し4つのトレンドを紹介した。

最大のトレンドはウェルネス&セルフケアで、18歳から34歳の層では54%が関心を表明。また35歳から54歳でも41%が優先度が高いと答えた。ウェルネスはコロナ禍を経て旅行観光産業の一大トレンドとなっており、ここでも改めて確認されたかたちだ。

そして2つ目が「ペイケーション(Pay-cation)」で、これは仕事と休暇を組み合わせたスタイルを表す新語。似たような言葉にブレジャーもあるが、InsideHookによるとこちらはもともと2000年代はじめには登場していて出張に休暇を付け加えるような「ついで」の要素が強いが、これに対してペイケーションはコロナ禍のリモートワーク浸透によって人気が高まった働きながら旅する旅行形態で、「それ自体が願望の対象となる」ような旅行のスタイルのこと。おそらくワーケーションも同様の使い方をしていると見られる。

そして3つ目と4つ目は一人旅とペット連れ旅行。特に後者はこの数年で米国の観光産業におけるペットフレンドリーな対応が加速し、多くのホテルがあ専用アメニティを無料提供したりレストランなどの施設も歓迎するようになっているという。