HOTEL NEWS RESOURCEによると、Lodging Econometricsが中国における2023年6月末時点のホテル建設計画を取りまとめ、ホテルの数は3666軒、客室数は67.9万室となった。前年同期は3711軒70.4万室で過去最多だったが、わずかながら下回る結果となった。

建設中の計画は微増で2655軒47.9万室。12ヶ月以内の着工予定は357軒6.4万室に留まったが、計画の早期段階は654軒13.6万室で過去最多を更新した。

傾向としてあ、アップスケールとアッパーミドルスケールが813軒19.3万室と1137軒18.2万室でいずれも過去最多。またコンバージョンや大規模リノベーションも最多を更新したという。

都市別では生徒が140軒2.8万室で最も多く、上海、広州、杭州、西安が続いた。会社別ではヒルトンが716軒12.7万室、IHGが466軒9.7万室、マリオットが369軒9.6万室、アコーが236軒3.9万室、錦江が154軒1.5万室の順。これらの5社で全体の半数強を占めているという。

上半期に開業したホテルは258軒4.3万室で、下半期には591軒8.6万室が見込まれるところ。2024年は915軒15万室、2025年は901軒17.4万室という。