liveandletsfly.comによると、PwCの英国支社ではパートナーと役員によるビジネスクラスの利用を制限する新たな出張規定を設定した。

長距離の夜間便と、業務上重要である時のみ利用可能とするもので、二酸化炭素排出量の削減が決定の理由。PwCの担当者は「クライアントや同僚に直接会うことは極めて重要」としつつ、ネットゼロの達成に向けて従業員の意識向上が必要と指摘し、今回の決定以前にも出張の日程を延ばして回数を減らすこともしていると説明している。

ちなみにこれに対して記事は、環境対策ではなくコスト削減が真の目的であり「業務上重要」という例外もほとんどすべての出張がそれに当てはまりかねないと批判的な論調。liveandletsfly.comやView from the Wingのようなマイレージ・ポイント系のブログでは、環境を理由に飛行機の利用が制限されるような話題には自ずと否定的な姿勢が取られがちでもある。