昨年にNDCに対する姿勢を大きく切り替えて色々な意味で注目を集めたアメリカン航空だが、PhocusWireによると、TMCのAmtravが自社のデータからNDC経由と非NDCで運賃にどのような差があるかを集計した。

切り替わった4月から12月までを平均するとAA.comやNDC経由は47%の確率で割安となり、特に11月は63%となった。非NDCの環境と比べた場合の節約額は、全期間を平均すると約10%だったとのこと。

そうした差は様々な運賃タイプ、座席クラス、国内線/国際線で確認され、4月から7月にかけては39%の確率で割安となって節約できたのは8%だったが、8月から12月ではそれぞれ55%と11%となった。米国内/発着の国内線と国際線では、国内線の節約額が12%だったのに対して国際線は8%だったという。