BUSINESS TRAVEL NEWSはこのほど米国の航空会社について企業のトラベルバイヤーとTMCの評価に基づいた人気ランキングを発表し、デルタ航空が13年連続の1位となった。

11部門について1点から5点で評価するもので、デルタ航空は平均4.36点を獲得した。ただし前年と比較すると0.07点の下落。2位以下はサウスウェストの4.19点(+0.04点)、ユナイテッド航空の3.78点(-0.15点)、アメリカン航空の2.33点(-1.34点)の順で、前年から順位に変化はなし。評価はサウスウェスト以外は前年を下回る結果となった。

アメリカン航空の急落はNDC化への強硬姿勢もあるため予想通りの結果と言え、記事中では「法人向けビジネスを放棄した」とのバイヤーのコメントも紹介されている。

ちなみに北米市場におけるNDC関連の動きでは、the Company Dimeによるとエア・カナダがGDSサーチャージの徴収を延期することを決定。業務渡航業界側によるNDC体制への移行が遅れていることを受けたものという。