米国では「誰と一緒に旅行に行くか」が変化してきている模様。米旅行業界メディアが相次いで伝えている。

米Travel Weeklyが1月13日に公開したのは、結婚後のハネムーン旅行で「夫婦水入らず」だけでなく友人も一緒に行くスタイルが増えつつあるとする記事。

業界関係者は「バディムーン」と名付けているといい、すでに数年間続いてきたトレンドだと説明。2人だけのハネムーン上回るようなことはないと見られるものの、より浸透してきていることは間違いないとのこと。デスティネーションウェディングの延長として選択されることも多く、記事では一部だけを「バディムーン」化する例など様々な特徴が紹介されている。

一方、Skiftによると結婚後では妻が夫を置いて1人で旅に出ていくこともトレンド化。もともとひとり旅は人気が上昇していてクルーズ船社が専用客室を追加するなど業界側の対応も進んでいるが、Skiftが取り上げたのはそうした流れのなかでより年齢を重ねた女性層がひとり旅を選びはじめているという。

例えばFlight Centreで2023年に南アフリカ旅行を予約した客で最も多かったのはひとり旅の女性で、平均年齢は52歳。カップルでの申し込みが22%であったのに対して単独での申し込みは38%を占めたといい、こちらも記事では他の事例が多数取り上げられているところだ。