HOTEL NEWS RESOURCEによると、Lodging Econometricsがとりまとめた2024年第4四半期の中国を除くアジア太平洋地域におけるホテル建設計画数が前年比4%増の1977軒となって過去最多を更新した。客室数では40.2万室。

建設中だった計画は全体の47%を占める922軒21.3万室で、12ヶ月以内の着工予定は342軒6.5万室。早期段階の計画は713軒12.4万室となり、計画数は11%増となった全体を牽引。ラグジュアリー、アッパーアップスケール、アップスケールのクラスが特に好調で計画数、客室数ともに過去最高を更新した。

国別ではインドが514軒6.1万室、ベトナムが253軒8.9万室、インドネシアが208軒3.5万室、タイが155軒3.8万室となり、日本が155軒3.0万室で続いた。都市別ではバンコク、ジャカルタ、メルボルン、クアラルンプール、プーケットの順だった。

なお、2023年に開業したホテルの数は357軒で5.7万室が増加。今年は381軒7.4万室、来年は379軒7.6万室が見込まれるという。