BUSINESS TRAVEL NEWSによると、業務渡航部門のコンサルティング企業であるAdvitoが第1四半期における航空運賃や宿泊料金の動向を調査し、国際線運賃が値下がり傾向にあることがわかった。 北米発の長距離国際線ではエコノミークラスが前年比9%減、ビジネスクラスが7%減。アジアや南西太平洋への路線で座席供給量が回復したことで「異常値」が正常化しているとの分析。このためアジア発ではエコノミーが23%減、ビジネスが19%減となっているほか、南西太平洋発ではそれぞれ8%減、11%減となっている。 この他の地域では、欧州発は9%減と6%減。アフリカ発はいずれも1%増で、ラテンアメリカ発はエコノミーが1%増となった一方、ビジネスが2%減となった。 宿泊料金については、勢いは落ち着きつつあるものの値上がり傾向が続いているとのこと。ただしSkiftによると、それでも人手不足やコスト増などもあってホテルの経営的には楽な状況ではないという。